シュレーゲルアオガエル日記(2001年5月6日〜6月23日)

5月になると田んぼのあちこちにシュレーゲルアオガエルの卵塊が浮いています。
それを拾ってきて,しばらくその様子を観察することにしました。


6月23日(土)

育てていた水槽のおたまじゃくしが全滅してしまったので,
この日記も終了することになりました。本当に残念です。
下の画像は別の水槽で飼っているものです。
こちらは順調に前足まで生えました。



見事に後ろ足が生えています。
また,ことらの水槽の方が
成長もよいような気がします。


左の写真を撮った2日後には,
前足が生えているものを
発見しました。

6月22日(金)

大事件発生!!
なんとおたまじゃくし全滅 してしまいました。
17日(日)に水をかえたときにはたくさんのおたまじゃくしがいたのに,
今日みてみると死体すらありませんでした。
本当にショックです。この手でたんぼに返したかったのに・・・・。

原因はよくわかりませんが,何となく水のにおいがよくないような気がしたので,
水質の悪化ではないかと思われます。


  6月2日(土)

順調に育ってきてはいるのですが,
いまだに足は生えてきません。
こんなものなのかなと
近くの田んぼに行ってみてみると
そこのもはえていないようです。
意外と時間がかかるものなんですね。

  5月28日(月)

だいぶ大きなおたまじゃくしに成長しました。
しかし,まだ足は見えません。
体は丸かったのがしだいに細長くなっているような気がします。

  5月26日(木)

今まで海苔のびんに入れていたのを
発泡スチロールの箱に移しました。
空気に触れるところが
多い方がいいかなあと感じたからです。
それからカエルになって
上陸するための陸を作っておいた方がいいのかな。
しきりに水面にあがってくるのは
えら呼吸から肺呼吸へ変わるためなのでしょうか?
よく観察してみると
いろいろなことを考えてしまいます。
ちなみに足が生えているものは
まだ1匹も確認していません。

  5月23日(水)

見る度に大きく成長しています。
今約2cmをこえてかなり風格も出てきています。
前は漂っているように泳いでいたのが
今では自由自在に動き回っています。
まだ足の方は確認できません。

  5月19日(土)

たくさんのおたまじゃくしが活発に泳いでいます。
動きの様子を見ると
昼間の方がやっぱりよく動くような気がします。

  5月18日(金)

おたまじゃくしは順調に大きくなっています。
だいたい1.5cmくらいで,
写真に収めるのも楽になってきました。
しかし,前も飼ったときに気がついたのですが,
大きくなるにつれて数も減ってきます。
厳しい世界だなあと思わずにいられません。
何回も水面にあがっていく様子が印象的でした。


  5月15日(火)

たくさんのおたまじゃくしがびんの中を泳いでいます。
水面に浮いてきています。
おたまじゃくしはだいたい1cmくらいまで成長しました。
卵塊の方は空気の抜けた風船のようになっていて
しぼんだような感じです。



 5月12日(土)

おたまじゃくしになってから3日がすぎました。
白っぽかった体がしだいに土の色と似てきました。

画像をクリックすると大きくなります。
わかりにくいですが,おたまじゃくしを探してみて下さい。体長は約5mmです。

 5月9日(水)

とうとう卵がかえるにかえりました。
まだかえったばかりで,
おなかの大きなものが多いです。
また全体的に白っぽいです。
あまり動くことがなく,
水が揺れたら動くといった感じです。
底の土のところに
白い粒のように見えるのが
おたまじゃくしです。
全部かえっているわけではないのに
かなりの数のおたまじゃくしがいます。

大きくして紹介したいのですが
できないのが残念です。


  5月8日(火)

テニスボールのような大きさの卵塊が
しだいにたいらになっているのがわかります。
まだ,おたまじゃくしを見つけることができません。
びんの中の水は毎日とりかえて
だんだん透明に近くなって
観察しやすくなってきました。

  5月6日(日)

近くの田んぼにたくさん浮いていた
シュレーゲルアオガエルの卵塊を一つ拾ってきて,
のりの空き瓶に田んぼの水と土をいれて
しばらく観察することにしました。
上の方は日光が当たって土が乾いています。
  
手にとって下側を見てみると
しめっています。
泡は泡なんですが,
発泡スチロールが熱で溶かされたような
または,卵の白身のような質感です。
ところどころに見えるクリーム色の粒が卵です。

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